【日光】御幸(ごこう)町の日光郷土センター「mekke(メッケ)」で16日、日光明峰高生徒による日光彫作品の展示が始まった。19日まで。
1、3年生は郷土芸術を学ぶ授業の一環で、日光彫を制作。県伝統工芸士の職人の指導を受けながら、作品づくりを通じて伝統工芸への理解を深めている。
「自由想作日光彫展」と題して作品を一堂に展示するのは、昨年に続き2回目。会場には、個性豊かに絵付けされた丸皿やペン立てなどの力作約70点が並んでいる。
生徒を指導した県伝統工芸士須藤秀(すどうまさる)さん(74)は「現代の子どもたちらしい色使いなど、われわれも教えられる作品ばかり。ぜひ若い人の作品を多くの人に見てもらいたい」と話す。
入場無料。午前9時~午後5時(最終日は4時)。