【能登半島地震】石川県の着物業界を支援 静岡市の呉服店 売上金の一部を寄付する企画

能登半島地震で被災した着物業界を支援しようと、静岡市の呉服店が売上金の一部を寄付する企画を始めました。

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静岡市駿河区の呉服店「つむぎや」では、きのう(2月16日)から石川県の伝統産業である「加賀友禅」の着物を一斉展示しています。

加賀友禅は金箔や刺繍を使わず、藍、黄土、草、古代紫、臙脂(えんじ)の5色を基調とし、手書きだけで仕上げる着物です。

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の着物業界を支援しようと、店舗では売上金の一部を被災地へ寄附することを決めました。

<つむぎや 糠谷美和店長>
「工場が倒れてしまって後継者がいないとなった時に、再建するのは(難しい)ということで、作家さんがすごく悩まれているということを聞きましたので。私たちが何か助けになればと思ってこの企画を考えました」

この企画は2月19日までで、支援金は加賀染振興協会に寄付される予定です。

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