「才能が凄かった。ダントツだ」アザールが現役時代に最も優秀と感じた同僚は? チェルシーで無得点のアタッカーを選出「普通じゃない。最高の選手だ」

2023年10月に引退を表明した元ベルギー代表のエデン・アザールが、現役時代に最も優秀だと感じたチームメイトに、コンゴ共和国代表FWの名前を挙げた。2月19日に英紙『Daily Mail』が伝えている。

アザールは2007-08シーズンにフランスのリールでプロデビューし、主力として活躍。2012-13シーズンにチェルシーへ加入すると、プレミアリーグやヨーロッパリーグのタイトル獲得に貢献した。19年夏にレアル・マドリーへ移籍するも、度重なる怪我に泣き、本来のパフォーマンスを披露できず。昨季限りでチームを退団し、スパイクを脱いだ。

そんなアザールは、チェルシー時代の同僚だったミケル・ジョン・オビとの対談で、「元チームメイトの中で誰が最も才能に恵まれていたか?」と問われると、「マドリーでは(ルカ・)モドリッチや(カリム・)ベンゼマ、チェルシーではケビン・デ・ブライネ、(フランク・)ランパードが素晴らしかった」とスーパースターたちの名前を列挙しつつ、次のように回答した。

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「ただ1人、本当に凄いと感じたのは、ガエル・カクタだ。彼は才能が凄かった。ダントツだ。私はリールに所属していて、彼はRCランスにいたので、よく対戦していたが、毎試合、素晴らしいプレーを見せていた。カクタは普通じゃない。最高の選手だよ。

そのあとにチェルシーで一緒にプレーした。今になって言うのは、ずるいかもしれないけど、彼がチェルシーに行くのは、少し早すぎたと思うよ。まだ16歳だったからね」

2009年に将来を期待されてチェルシーへ渡ったカクタだが、才能を発揮できず。わずか6試合の出場でノーゴールに終わった。

その後、各国クラブを転々とし、2020-21シーズンに古巣のRCランスに復帰すると、リーグ戦11ゴールと結果を残した。今季は、アミアン(フランス2部)でプレーしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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