【早出し】試飲通じ、県産酒をPR 山形空港で「新酒フェア」

試飲などを通じ、搭乗客に県産酒の魅力をアピールしている「新酒フェア」=東根市・山形空港

 東根市の山形空港で19日、恒例の「新酒フェア」が始まった。近隣の3蔵元が週替わりで2階出発ロビーにブースを開設し、試飲などを通じて県産酒の魅力をアピールする。

 第1弾は、六歌仙(同市)が21日まで出展する。「純米超辛口」や「辛口搾りたて生酒」、サクランボのリキュールなど6種類を販売し、購入者にはおちょこをプレゼントする。スキーを楽しむため兵庫県芦屋市から蔵王を訪れた会社員八木正さん(55)は数種類を試飲し、気に入った1本を購入。「辛口が好み。お酒飲みにはうれしい企画」と目尻を下げた。

 フェアは山形空港ビルが蔵元の協力を得て開催している。今後は出羽桜酒造(天童市)が27~29日、和田酒造(河北町)が来月6~8日に出展を予定する。時間はいずれも午後4時~6時半。

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