庄内地方、はや20度超 19日の県内、16地点で今年一番

半袖姿の男性は汗をかきながらスケートボードの練習に励んでいた=酒田市

 19日の県内は暖かい空気が流れ込み、前日を上回る陽気に包まれた。特に庄内の最高気温は20度を超えて5月中旬から下旬並みとなった。山形地方気象台の22観測地点のうち鶴岡、酒田など16地点が今年最高となり、このうち山形など9地点は2月の観測史上最高となった。

 同気象台によると、各地の最高気温(午後4時まで)は鶴岡20.6度、鶴岡市鼠ケ関20.3度、酒田20.1度、酒田市浜中19.1度、高畠19.0度、山形18.9度、尾花沢17.5度、新庄17.3度、米沢17.1度など。

 同気象台の観測データによると、県内で2月に20度を超えたのは2010年2月25日に鶴岡20.9度、酒田と浜中の20.1度を観測して以来。庄内各地点の2月の観測史上1位記録は04年2月22日の酒田21.6度、浜中21.7度、鶴岡21.4度、鼠ケ関20.4度。

 20日の県内は前線の影響で曇りや雨、午後は所により晴れ、最高気温は8~10度の見込み。

© 株式会社山形新聞社