SWALLOW、初の単独ライブ 三沢出身の3人組バンド 青森で3月「満を持して臨む」

3月に青森市で開く初のワンマンライブをPRした(左から)種市悠人、工藤帆乃佳、安部遥音=同市の東奥日報社

 青森県三沢市出身の3人組バンド「SWALLOW(スワロー)」が3月16日、同バンド初となる単独ライブを青森市安方のライブハウス「青森クオーター」で開く。PRのため、メンバーの工藤帆乃佳(ほのか)=ボーカル、ギター、安部遥音(あんべ・はると)=ギター、種市悠人=キーボード=が青森市の東奥日報社を訪れた。今春そろって大学卒業を迎える3人は「バンドとしても、社会人としても、ステップアップのために絶好のタイミングで実現できる。満を持してライブに臨みたい」と張り切っている。

 三沢市堀口中学時代にバンドを結成し、2018年にデビュー。20年6月にバンド名を前身の「No title(ノータイトル)」から現在の「SWALLOW」に改名した。3人とも関東の大学に通っているが、「地元に恩返しがしたい」との思いから、現在は青森での活動に特に力を入れている。

 昨年は念願のファーストアルバムを発売し、単独ライブ開催に向け着々と準備を進めてきたSWALLOW。安部は「活動の軸を青森に移してから、地元ファンがすごく増えた。でもまさか青森クオーターのような大きな会場で初めての単独ライブができるなんて」と喜ぶ。種市は「エフエム青森のラジオ番組は放送2年目となり、トーク力を鍛えることもできたように思う。その成果を当日のライブMCに生かしたい」と意気込んだ。

 ライブではデビュー曲をはじめ、No title時代からの楽曲をフルバンド編成で披露する。工藤は「サポートミュージシャンは以前大きなイベントで共演した方を連れてくる。いつもと違ったバンドの姿を楽しんでもらえたら」と語った。

 公演は午後5時開演。チケットは前売り4千円(ドリンク代別)。各プレイガイドで販売。問い合わせはhttps://www.gip-web.co.jp/t/info

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