三菱重工マリタイムシステムズ玉野工場で、巡視船「はてるま」の引渡式が行われました。
尖閣諸島などで領海警備にあたる「はてるま」です。三菱重工マリタイムシステムズから海上保安庁へ引き渡されました。
「はてるま」は全長96メートル、総トン数1500トンの大型巡視船です。領海警備のほか海難救助や海上犯罪の取り締まりなどの任務に就く予定だということです。引渡式では、マストに海上保安庁の旗が掲げられました。
（矢頭康彦装備技術部長）「尖閣領海警備の要となり安全運航を大前提に業務に邁進していただきたい」
巡視船「はてるま」は、2月末に第十一管区海上保安本部石垣海上保安部に配属され、海上保安業務に従事します。
