「11ぴきのねこ」が一日局長/三戸郵便局

三戸郵便局の窓口に座った11ぴきのねこと記念撮影するファン

 ニャンニャンニャンの語呂合わせから「猫の日」となっている22日、三戸郵便局(橋本正俊局長)で、青森県三戸町出身の漫画家・絵本作家故馬場のぼるさんの代表作「11ぴきのねこ」シリーズのキャラクターが一日局長の委嘱を受け、1日限りの小型印(消印)を押すなど仕事をこなしファンと交流した。

 同キャラクターの一日局長は今年で15回目。同郵便局によると近年、中華圏で縁起が良いとネコの人気が高く、21日時点で世界16カ国の中国系の人を中心に押印を依頼する「郵頼」が4622件届いたという。

 11ぴきのねこは、橋本局長の口づてに「猫の日を広く取り上げてもらいうれしい。毎日が猫の日なら良いのに」と話した。同ねこは同日4回、窓口に座り押印。八戸市から休みを取って駆けつけた会社員林﨑絵美さん(42)は北海道から山口県までの約20通の消印を押した手紙を友人に送るといい「記念に自分用にも出した。三戸町にはいろいろな場所にキャラクターがいて、探すのが楽しい」などと話した。

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