【台湾】自動車部品の万凌工業、台中に新工場[車両]

台湾経済部(経済産業省)投資台湾事務所は23日、自動車部品を手がける万凌工業の投資計画を承認したと発表した。同社は1億2,000万台湾元(約5億7,100万円)を投じ、台中市で新工場を建設する。

万凌工業は自動車や自転車、トレーニング機材のスピンドルを手がけ、ホンダやヤマハ発動機などを最終顧客に持つ。新工場建設は域外の二輪車と農業機械市場の発展を見込み決定。新工場にはスマート倉庫管理システムを導入し、生産効率の向上を図る。

域外から台湾への「回帰投資」を希望する台湾企業への支援策「歓迎台商回台投資行動方案」、中小企業への投資支援策「中小企業加速投資行動方案」、域内で事業展開する台湾企業の投資を促す「根留台湾企業加速投資行動方案」を含む、三大投資支援策で承認された計画は、今回の万凌工業を含め累計投資額が2兆1,793億元を超え、企業数では1,451社となった。

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