福井駅東口に実物大のトリケラトプス親子、まずは親の恐竜ロボ現る プテラノドンの壁面も

JR福井駅東口広場で設置が進むトリケラトプスのロボット=2月26日、福井県福井市

 3月16日の北陸新幹線福井県内開業に向け、福井市は、JR福井駅東口広場でトリケラトプスの親子2体の実物大ロボットの設置を進めている。2月26日は親のロボットの組み立て作業などが行われ、体長約8メートル、高さ7.6メートル(台座含む)の迫力たっぷりの姿が現れた。

 福井駅周辺に恐竜コンテンツを整備し、観光客らに「恐竜王国ふくい」をPRする県、市のプロジェクトの一環。トリケラトプスの親のロボットは、東口のモニュメントで最大となる。

 緑色の皮膚や頭部の3本の大きな角、フリルのような飾りをリアルに再現。顔が上下左右に動くほか、口も開き、鳴き声も出る。親のロボットの隣に設置する子どものモニュメントは全長約2メートルで、手で触れて楽しむことができる。

 東口周辺では、えちぜん鉄道福井駅の駅舎東側にプテラノドンの大群を描いた壁面ラッピングも施す。横約20メートル、縦約2メートルで、トリケラトプスのロボットを含め、新幹線開業までに完成させる予定。

⇒【写真複数】設置作業が進むプテラノドンの壁面ラッピング

 トリケラトプスの写真を撮っていた市内の70代女性は「大きくてびっくり。観光客が足を止める場所になりそうでうれしいね」と話していた。

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