決勝進出は叶わなかった。
久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地２月27日に開催されたコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）の準決勝第２レグで、マジョルカとホームで対戦。延長戦を含めた120分間で決着がつかず、１－１で突入したPK戦で４－５と敗れた。
４－３－３の右ウイングでスタメン出場した久保は44分、マルティン・スビメンディにスルーパスを供給。そのスビメンディのクロスが誘発したハンドによるPK奪取に貢献するも、キッカーのブライス・メンデスが失敗してしまう。
50分に先制されて迎えた71分には、メンデスに見事なパスを通し、このスペイン代表のスルーパスからミケル・オジャルサバルが決めた同点ゴールをプレアシストしてみせた。
延長戦に入っても好クロスから決定機を創り出すなど奮闘した久保は、しかし104分で交代となる。アジアカップから帰還後もフル稼働しており、疲れとこの先の過密スケジュールを考慮すれば、やむを得ない面もあるだろう。
【動画】久保が絶妙のプレアシスト！ソシエダの同点弾をチェック
ただ、交代で入ったのが、第１レグで久保が作り出したビッグチャンスをフイにし、その後の試合でも精彩を欠いたウマル・サディクだったこともあり、一部のファンから次のような怒りの声が上がった。
「久保交代でサディクは絶望」
「久保とメリーノ交代は１番だめだろ。これでマジョルカは守備が楽になってしまった」
「交代で入って来るのは戦えない選手」
「久保とサディク入れ替えとか正気を失ってるわ」
「疲れてるとは言え、久保に替えてサディクかい」
「久保が途中交代したあと勝った試合は記憶にない」
「サディクはもうほんとにもうダメ」
「毎試合下手すぎるよ」
「久保交代した延長戦後半はほぼノーチャンだったな」
一方で、交代に関しては「流石に久保ももう疲労困憊やったし交代は妥当」「PSG戦の事考えたら仕方ないよなー」との意見も出ている。
いずれにしても、交代策は奏功しなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
