富裕層誘客へ富山体験 米国旅行会社の社員 ガラス工芸を堪能

ワイングラス作りを体験する米国旅行会社の社員(左)=富山市の富山ガラス工房

 富山市と金沢市でつくる金沢・富山食文化ツーリズム推進協議会は28日、富裕層を顧客に持つ米国旅行会社向けの体験プログラムを富山市内で実施した。2社の社員が招かれ、ガラス工芸などを通じて、富山旅の魅力を堪能した。

 社員2人は富山ガラス工房でワイングラス作りに取り組んだ。サラ・コルサさん(29)は「富裕層は日本の美しいものをよく見る。実際に美しいものを作る経験はすごく好評」と話した。

 プログラムは、プライベートジェット機で来日する富裕層の誘客を目指して行われた。2人は26、27日に金沢市で食文化や組子を体験した。最終日の29日は富山市の三味線専門店「しゃみせん楽家」や桝田酒造店の日本酒バー「沙石(させき)」を巡る。

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