福島県内のほとんどの県立高校で1日、卒業式が行われ、およそ1万人の卒業生が思い出の詰まった学び舎を後にしました。
このうち、南相馬市の原町高校では、4年ぶりに通常の形で卒業式が開かれ、卒業生154人をはじめ、在校生や保護者、内堀知事も出席しました。
式では、卒業生全員の名前が読み上げられた後、吉田浩美校長が「感謝の気持ちを胸に自立した若者になってほしい」とはなむけの言葉を贈りました。
これに対し、卒業生の代表は。
卒業生代表・新妻一真さん「いつの日か胸を張り、強い人間になって会いましょう」
卒業生「卒業ですごく悲しいが、友達と一緒に過ごしてきた日々を糧にこれからも頑張りたい」
この春、県立高校を卒業する生徒は、1万人あまりで通いなれた学び舎を後にしました。