ホームでの試合控えるラグビー・日本製鉄釜石シーウェイブス 開幕6連敗からの巻き返しを! サム・ヘンウッド副主将に聞く

NTTジャパンラグビー・リーグワン・ディビジョン2の日本製鉄釜石シーウェイブス。開幕から6連敗と苦しんでいますが、前の試合でゲームキャプテンを務めたサム・ヘンウッド副キャプテンに現状を聞きました。

(サム・ヘンウッド選手)
「いいエナジー。いいエナジー」

現在のチーム状況をこう語るのは、加入4年目のサム・ヘンウッド選手です。今シーズンは開幕から勝ち星がありませんが、チームの雰囲気は決して悪くはありません。
雪が残る釜石市球技場で行われた29日の練習では選手同士が声を出し合い、活気にあふれていました。
2月22日にはグラウンドに積もった雪を4チームに分かれて除雪する「雪かき」対決も。
前の試合では戦列を離れた小野航大キャプテンに代わり、サム選手がゲームキャプテンを務めました。

(サム・ヘンウッド選手)
「一番大事なことは楽しむということ。楽しんでいなければいいラグビーもできない」

こう話すサム選手ですが、勝利に対するこだわりも強く持っています。

(サム・ヘンウッド選手)
「負けるのはつらいし、もちろん負けたいと思って試合をするわけではない。いいパフォーマンスをホームでファンに見せたいと思う」

シーズン残り4試合の目標を書いてもらいました。

「『KAIZEN』。(リーグ戦が)残り4試合。終わったらランキングマッチが行われます。勝利を収めるために『KAIZEN(改善)』を加えていきたいと思います」

次の試合は3日。およそ3か月ぶりにホームの釜石鵜住居復興スタジアムで行われます。対戦相手はNECグリーンロケッツ東葛です。練習から「改善」を重ね、今シーズン初勝利を目指します。

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