酒田市立酒田看護専門学校(中村美穂学校長)の卒業式が2日、同市公益ホールで行われ、12回生29人が看護の道へ進む決意を新たにして学びやを巣立った。
中村学校長が学生一人一人に卒業証書を手渡し「学んだ力を十分に発揮して、人の命と真摯(しんし)に向き合う心を忘れないでほしい」と式辞を述べた。矢口明子市長が祝いの言葉を贈り、卒業生を代表して今田葵さん(21)=新庄市出身=が「12回生誰一人欠けることなく学び続けた3年間は宝物。看護の職業人として努力を惜しまず頑張っていく」と答辞を述べた。
卒業生は主に庄内地域の病院などに就職する。