南陽市の長岡地区にある「稲荷森(いなりもり)古墳」は、1600年以上も前に土盛りして築造された前方後円墳。全長約96メートル、後円部の高さ約9.6メートルで、県内最大の規模を誇る。一帯を支配していた王の墓とされ、1980(昭和55)年に国の史跡に指定された。上空のドローンが、現代の街並みを背景に古代ロマンを感じさせる巨大な古墳を捉えた。同所は史跡公園となっており、古墳に登って周囲を一望できる。駐車場は4月から利用可能。
【早出し】やまがた空さんぽ・稲荷森古墳(南陽市) 街並み背に古代ロマン
- Published
- 2024/03/03 19:20 (JST)