「米のふる里新酒まつり」が2日、庄内町新産業創造館クラッセを主会場に開かれた。訪れた人が町内にある二つの蔵元を巡るなどし、多彩な新酒を味わった。
同館では町内外の日本酒約20種を用意。多くの人が杯を傾け、飲み比べを楽しんだ。庄内地域の演奏家でつくる「リハーモニーズクインテットサクラ」によるジャズの生演奏も流れ、新酒と音楽に酔いしれていた。蔵元や酒販店を巡る「蔵めぐり」や、同町発祥の水稲品種・亀の尾をモデルとした“幻の酒米”が登場する漫画「夏子の酒」の作者尾瀬あきらさんのトークショーも行われた。
イベントは2020年に初めて開かれた。その後は新型コロナウイルス感染拡大によりオンライン開催や購入券の販売のみになっていたが、2度目の実開催となった。