[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が北極圏の刑務所で死亡したことについて、対外情報局のナルイシキン長官は自然死だったとの見解を改めて示した。
複数の国内通信社によると、テレビインタビューに応じたナルイシキン氏は、ナワリヌイ氏の死亡に西側勢力の関与があったかとの質問に「特別な計画があったとは思わない。生命はいずれ終わり、人は死亡する。ナワリヌイ氏は自然死だった」と述べた。
ナワリヌイ氏の支持者らは同氏が殺害されたと主張し、欧米も非難しているが、ロシア大統領府(クレムリン)はいかなる国家の関与も否定している。
ナルイシキン氏は西側諸国の反応について「ナワリヌイ氏の棺を囲んで悪魔の舞踊が展開されていることは、もちろん極めて不快だ。道徳と倫理に反する」などと述べた。
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