「なんて速さだ!」走りまくりの大谷翔平が披露した“豪快タッチアップ”に現地実況も感嘆!「ノーチャンスだと思ったけど…」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地3月6日のオープン戦、シカゴ・ホワイトソックス戦にスタメン出場。先発の山本由伸と初めて実戦でダブルスターターを飾った。

第1打席、大谷は無死二塁でショートへの内野安打を放って2試合ぶりのヒット。一、三塁として続くフリーマンのレフトフライに繋げた。そこで大谷はすかさず二塁へ豪快なタッチアップを敢行。素早いダッシュとシャープな身のこなしに現地実況アナも「ノーチャンスだと思ったがオオタニはしっかり見極めて成功させた。レフトがややもたついたとはいえ、なんて速さだ!」と舌を巻いた。
2回裏迎えた第2打席でも、2死一、二塁の好機で内角低めの球をとらえ、二遊間を抜いてセンター前に運ぶクリーンヒットで1打点をマーク。その直後にも果敢に盗塁を狙って成功させ、送球がそれる間に三塁走者がホームインした。

自慢の機動力を発揮してチームの攻撃を牽引した大谷。第3打席は4回裏、2死一、三塁で訪れたがストレートの四球に終わった。試合は続くフリーマンが満塁ホームランを叩き込んでドジャースが7対5と逆転。山本は3回を投げて4三振を奪うも、6安打3四球で5失点を喫した。

構成●THE DIGEST編集部

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