朝乃山、三役復帰懸ける 10日から春場所

はためく朝乃山らののぼり=大阪市内

  ●貴景勝、琴ノ若の大関2連戦

 大相撲春場所は10日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で初日を迎える。西前頭筆頭の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は、三役復帰を懸けて土俵に向かう。

 初日は大関貴景勝(常盤山部屋)、2日目は新大関琴ノ若(佐渡ケ嶽部屋)との対戦が組まれた。初日から大関戦が続き、さっそく正念場を迎えることになる。

 9日は会場で土俵祭りが営まれ、親方衆らが15日間の安全を祈願した。会場前には朝乃山らののぼりがはためき、本番へ熱気を高めた。

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