〈サンダーバーズ・日本海リーグ〉夢にかける思いを力に、14選手が気合小矢部で会見新入団

会見で意気込みを示し、ガッツポーズを見せる新入団選手らチームのメンバー=小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部

  ●5月5日、リーグ開幕

 プロ野球独立リーグ・日本海リーグの富山GRNサンダーバーズは9日、小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部で、新入団選手の発表記者会見を行い、県出身3人を含む14選手が意気込みを示した。5月5日の石川ミリオンスターズとの開幕戦に向け、吉岡雄二監督は「夢にかける選手の思いを感じてもらい、グラウンドで元気、勇気、笑顔を届けたい」と語った。

 富山市出身の川渕有真投手(23)=京大、背番号11=と下司凱世(しもつかかいせい)投手(18)=不二越工高、同21=、砺波市出身の嶋田武留外野手(22)=名古屋産大、同7=の3選手、社会人硬式野球「ロキテクノ富山」から入団した東田汰一捕手(24)=同22=らが自己紹介で目標や長所を述べ、集まったファンの質問に答えた。

 2024年シーズンのスローガンは「Catch a Dream~思いを力に~」と発表された。永森茂社長は昨年のプロ野球ドラフト会議で育成を含めて過去最多の3選手が選ばれたことに触れ「14人の中にも光る原石がいると確信している。勢いを止めず、熱い声援を期待したい」と述べた。日本ハム投手コーチを経て、新投手コーチに就いた島崎毅氏らも出席した。

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