右肘手術から6か月…大谷翔平が近日中に投球プログラムに着手「アメリカに戻ったら始めるだろう」ドジャース・ロバーツ監督が明言

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が近日中に、投手として復活するプランに着手する。米カルフォルニアの日刊紙『Orange County Register』は3月18日、「大谷翔平が今週後半に投球プログラムを開始すると、ドジャースが認めた」と報じた。

「2023年9月に行なった2度目の右肘の手術から6か月。二刀流のスーパースターは韓国遠征からロサンゼルスに戻った後に、投球プログラムを開始する予定だ」と同紙は記し、「アメリカに戻ったら、ショウヘイはプログラムを始めるだろう。その経過を見守りたい」と語ったデーブ・ロバーツ監督のコメントを紹介した。

二度の手術を執刀し、ドジャースのチームドクターも務めるニール・エラトロッシュ医師が14日に、「予定通りのプログラムに沿って行けば、24年9月最終週に実戦形式で投げられるだろう」と語っていたが、このスケジュールについてロバーツ監督は耳にしていないという。
それでも指揮官は、大谷が25年まで公式戦で登板するとは考えていないと明かし、「ショウヘイのことだから何でも可能だと思う。エラトロッシュ医師は専門家なのだから、そうなのだろう」と受け止めた。

また、大谷が投げられる状態になった場合、外野で起用するプランを相変わらず温めているようだ。「彼の腕が十分に健康であれば、そのような話をすることになるだろう。今年は登板するつもりがないのは分かっている。いまはDHに集中しているよ」とも語った。

韓国遠征を終えた後、大谷は“二刀流”復活への第一歩を踏み出す。

構成●THE DIGEST編集部

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