【高松宮記念】35.9%→55.6%→100% 降れば降るほど馬券内率UPの“道悪血統”に穴党熱視線

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24日、中京競馬場で高松宮記念(GI、芝1200m)が行われる。

すでに前売り発売が実施されており、単勝1番人気は前走シルクロードSを快勝のルガル。とはいえオッズは4倍台と、絶対的な支持を受けているとは言い難い。以下、悲願のGI制覇を狙う昨年の2着馬ナムラクレア、5年ぶりに本レースに参戦のC.ルメールが跨るトウシンマカオと続く。12時30分時点で10番人気ウインマーベルまでが単勝10倍台と、まさに「どこからでも入れる」レースだ。

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■ロータスランドを後押しする父ポイントオブエントリー

加えて、土曜中京は折からの雨で重馬場まで悪化。馬場適性を考慮した予想は必須と言えるが、そのなかで穴党の熱視線を集めるのがロータスランドだ。一昨年、昨年に続く3年連続での本レース参戦。7歳を迎えてピークアウトの声も囁かれるなか、激走の後押しとなるのは“生粋の道悪血統”父ポイントオブエントリーの存在。同産駒の芝レースにおける馬場別成績は以下のとおり。

・良 【10.7.6.41】馬券内率35.9%
・稍重【3.1.1.4】 馬券内率55.6%
・重 【1.1.0.0】 馬券内率100.0%
・不良【0.1.0.1】 馬券内率50.0%

良→稍重→重と、馬場悪化に比例して馬券内率が上昇していることが見て取れる。ロータスランド以外にもホリデーモードエアサージュと産駒が道悪で好走している点は心強い。高松宮記念当日は本降りにはならない見込みで、重馬場もしくは稍重での施行が濃厚。ロータスランドにとって願ってもない馬場コンディションだ。

■荒れるレースの使者になる可能性も……

12時30分時点でのロータスランドは12番人気、単勝オッズ30倍台と低評価。この現状にネットでは「ロータスランドはこのオッズなら買いたい」「岩田パパがイン突いて上がってきそう」と、最終オッズまでどうかこのままで……と願うファンの声が上がっていた。

高松宮記念は過去に12番人気ファストフォース、8番人気ナランフレグ、9番人気モズスーパーフレアなど人気薄の穴馬が制してきた“荒れるレース”。発走時間は24日の中京11R、15時40分予定だ。

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(SPREAD編集部)

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