Emma Farge
[ジュネーブ 26日 ロイター] - 国連人権理事からパレスチナ自治区の特別報告者に任命されているフランチェスカ・アルバネーゼ氏は26日、イスラエルによるガザでの軍事作戦はジェノサイド(大量虐殺)に相当するとの見解を示した。その上で、各国に対し制裁と武器禁輸を直ちに実施するよう呼びかけた。
報告書で「ガザのパレスチナ人に対するジェノサイド犯罪行為を示す合理的な根拠がある」と指摘。他の行為なども通じて3万人以上のパレスチナ人が殺害されたとした。
その上で加盟国に対し「イスラエルへの武器禁輸と制裁の実施」を求めた。
これに対し、ジュネーブのイスラエル代表団は、今回の戦争はイスラム組織ハマスに対するものであり、パレスチナ住民に対するものではないとした。