佐藤市長 6選出馬態度明言せず 6月表明か

とちぎテレビ

2024年11月の任期満了に伴なって行われる宇都宮市長選挙について、5期20年目を迎えている宇都宮市の佐藤栄一市長は、6選を目指して立候補するか5月23日の会見でも態度を明らかにしませんでした。

宇都宮市の佐藤栄一市長は、福田富一知事が知事選への6選出馬に前向きな意向との報道が伝えられる一方で、自身5期目の任期が来週27日で残り半年となったことを受け記者からの質問に、宇都宮市の佐藤栄一市長は「(態度に)変化はありません。来るべき時に皆様方に発表させていただければと思う。」と述べました。

佐藤市長は6選出馬についてきょうも態度は明らかにせずしかるべき時に判断したいとの考えにとどめました。

福田知事は、先週とちぎテレビの取材に当初、5月末ごろまでとしていた正式表明の時期について「6月の県議会の日程を見ながら、議会中はそういうことはしない」という考えを示しています。

正式表明の時期について問われた佐藤市長は過去の例を引き合いに「例年6月ごろに表明していたのでそれが一つの物差しになると思う」と述べました。

また、立憲民主党県連は、4月に宇都宮市で開いた常任幹事会で、宇都宮市長選挙に独自候補を擁立する方針を決め、8月末をめどに候補者の決定を目指しています。

現時点で立候補を表明した人はいません。

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