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宇都宮市出身でサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」で長く活躍したディフェンダーの鮫島彩選手が、5月23日今シーズン限りでの引退を発表しました。
鮫島選手が所属するWEリーグの大宮アルディージャVENTUSが発表したもので、鮫島選手はクラブを通じ「自分が想像していたよりもはるかに学びの多い素晴らしいサッカー人生を送れた」とコメントしました。
36歳の鮫島選手は、中学校までの9年間河内SCジュベニールに所属し、宮城県の常盤木学園高校を経て東京電力やINAC神戸などで活躍。アメリカやフランスでもプレーしました。
主に左サイドバックで得意のドリブルを生かしたプレーで活躍を続け、2011年のワールドカップドイツ大会では初戦からスタメン・フル出場で優勝に貢献。ワールドカップには準優勝した2015年カナダ大会など3大会連続で出場し、2012年のロンドンオリンピックでは銀メダルを獲得しました。
日本代表では通算114試合に出場し5得点をマークしています。