「好きな人ができた…」リーチマイケルの“恋のキューピッド”役になった田中史朗が秘話を告白!「成長できたのは僕のおかげかな」【ラグビー】

元ラグビー日本代表で、今シーズンのNECグリーンロケッツ東葛でのプレーを最後に現役引退した田中史朗さんが、ラグビー専門メディア『Rugby Pass』(日本語版)のSNSを通じて、ほっこり秘話を明かした。

この日、田中さんはリーチマイケル(東芝ブレイブルーパス東京)とともにスーツ姿で登場。戦友との「一番印象に残っている思い出」を問われると、田中さんは「本当にラグビー凄くて、ディフェンスでもアタックでも体を張って激しいプレーをするリーチなんですけれども」と前置きしたうえで、こう続けた。

「一度パシフィックネーションズでフィジーに行った時、一緒にお酒を飲んでいたら『好きな人ができた…』と。その時(リーチは)日本語がまだ全部できるわけではなかったので、僕がそのメールを考えたり、チェックして長文にして、その好きな人に送って色々返信が返ってきて」

田中さんの話を聞きながら、幸せそうな表情を浮かべるリーチ。田中さんは「(リーチを見ると)こんな顔してました!」と当時の状況を説明し、「笑顔で返した結果が今の奥さんと付き合って、結婚できてってなった」とリーチの恋愛成就の手助けをしたと明かした。
さらに、田中さんは「しかも、わざわざそのあとも『付き合いました』って二人で挨拶も来てくれた」とその後のエピソードも告白。「僕のなかではリーチが成長できたのは、僕のメールのおかげかなと思います」とユーモアたっぷりに語った。

田中さんは、5月18日に行なわれた引退セレモニーで、「17年というトップリーグ、リーグワンの応援本当にありがとうございました」とコメント。「現役は終わりますが、ラグビーを通して皆さんと一緒につながっていって、日本のラグビーを盛り上げていきたいと思います」と力を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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