5月19日付の長崎新聞記事「長崎駅前交差点、道路の白線まぎらわしい?」の掲載後、長崎市大黒町の同交差点の路面標示に早速、変化が見られた。車線に沿って走行できるように新たに誘導線が引かれている。
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きっかけは長崎新聞の双方向型情報窓口「ナガサキポスト」への投稿だった。内容は、市役所方面の市道(2車線)から赤迫方面の国道202号(3車線)へ同交差点を右折する時、隣の車線を走る車と接近する危険な状況を訴えるものだった。
記者が県警交通規制課に投稿内容について取材したところ、同課と県の道路管理者が協議を進めた。県警などが検討した結果、▽写真※を実線から破線にし、国道の破線と連結▽写真★の誘導線を追加。県警などによると、交差点内の車線をより明確にすることで事故防止に役立てるという。同課は「並んで右折する車同士が接触しないように誘導線を設け、ドライバーの運転しやすい路面標示を心がけた」と説明した。
路面標示の変更後、記者は現場を見に行った。誘導線によって走る車線が確保されたことでより安心して通過できると、改善を実感した。素早い対応に感謝し、「基本」と「譲り合い」を大切にして安全運転に努めたい。