【台風1号】31日朝から伊豆諸島に最接近 昼過ぎまでには日本の東で温帯低気圧に変わる見込み(30日午後4時55分気象庁発表)

気象庁は30日午後4時55分、「令和6年 台風1号に関する情報 第44号」を発表しました。
それによりますと台風1号は日本の南を北東へ進み、31日朝から昼前にかけて、伊豆諸島に最も接近する見込みです。伊豆諸島では31日明け方から昼前にかけてうねりを伴った高波に警戒が必要です。

台風1号は30日午後3時には日本の南にあって、1時間におよそ25キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。
台風は今後、日本の南を北東へ進み、31日朝から昼前にかけて伊豆諸島に最も接近し、31日昼過ぎまでには日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風の接近に伴い31日は伊豆諸島で非常に強い風が吹き、海上はうねりを伴い大しけとなる見込みです。
31日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
伊豆諸島 20メートル(30メートル)
31日に予想される波の高さは、
伊豆諸島 6メートル
の見込みです。

関東甲信地方や伊豆諸島では台風本体の雨雲や台風の北側に停滞する前線の影響で31日は雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる見込みです。
31日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
関東甲信地方 100ミリ
伊豆諸島 100ミリ
の見込みです。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。台風の進路等によっては警報級の大雨となるおそれがあります。

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