川遊びなどのシーズンを前に消防隊員が水難救助訓練 水難事故に遭わないために覚えておくべきことは【岡山】

川遊びなどの機会が増えるレジャーシーズンを前に、岡山県高梁市で消防隊員による水難救助訓練が行われました。水難事故に遭わないために覚えておくべきことは…

高梁市消防署による訓練は、出水期、そして川遊びの機会が増えるレジャーシーズンを前に毎年行っているものです。

訓練会場となった高梁川は、おとといの雨で流れが速くなりより、実践的な訓練が行える状況になっていて、隊員たちは流れを利用して目標に向かう泳ぎ方や、ロープを使って遭難者を救助する手順を確認しました。

(高梁市消防署 山本宏之署長代理)
「安全・確実・迅速な救助活動が求められます。こういった訓練を通じ、知識・技術を向上し、実災害に備えていくことが大切かと思います」

訓練は来週も行われる予定で、大雨などによる水難事故に備えます。

(スタジオ)
ーどうすれば水難事故に遭わずに済むか、命を落とさずに済むか、消防に「川遊びでの注意点」を聞きました。

・まず「危険な場所に近付かない」のは当然のこととして

・それ以上に危険とは気付かない場所、例えば・川は急に深くなる場所があり、
底の岩にすき間があると足がはさまれるおそれがあり、また、深い所では、
浅いところにくらべ水温が低くなっているため、足をはさまれて動けなくなった
り急に水温が下がってパニックになり溺れることがあるということなので
注意が必要です。

・さらに助けに行った人が溺れる場合もあるので、まずは棒やロープなどで川の外
からの救助を試みてほしいということです。水難事故は緊急性が高いことから、
消防への迅速な通報も必要です。

・遊ぶ際にはライフジャケットを着用するのも有効です。また子どもと一緒の際
は、目を離さないようにすることが大切です。

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