岩手県内初確認の豚熱発生農場で約1万7500頭中16%の殺処分が終了 県職員延べ336人を動員 県建設業協会も協力し埋却溝掘削

岩手県内の養豚施設で初めて豚熱が確認された洋野町の養豚場では5月29日までに全体の16%に当たる2792頭の豚の殺処分が行われています。

5月28日、洋野町の養豚場で豚熱が確認されたことを受けてこの養豚場の豚1万7500頭が殺処分されることが決まりました。県によりますと、作業は28日夜から県職員延べ336人が動員され夜間も進められています。29日午後7時現在全体の16%に当たる2792頭の殺処分が終了しています。

また、県建設業協会の協力も得て処分した豚を埋めるための埋却溝の掘削も行われています。
達増知事は31日の会見で被害に遭った農場ついて「様々な補償や支援の制度があるので、それを使用しながら先に進んでもらいたい」と述べました。

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