【MLB】公式の打撃指標でナンバーワンを席巻、ヤ軍ジャッジが“月間12発”両リーグトップ18号アーチ

ヤンキースアーロン・ジャッジ外野手が30日(日本時間31日)、敵地でのエンゼルス戦で今季18号2ランを放った。今月12本目となる一発で、本塁打王争いでも両リーグトップタイに立った。

◆【実際の動画】打った瞬間強烈な打球音!ジャッジらしさ全開の豪快18号アーチでア・リーグ本塁打トップタイに

■自身の5月最多本塁打にも並ぶ

ヤンキース1点ビハインドの4回表、無死一塁で迎えた第2打席。ジャッジは相手先発パトリック・サンドバル投手の4球目スイーパーを完璧に捉えると、速度110マイル(約177キロ)の打球は高々と舞い上がって左翼スタンドへ飛び込んだ。飛距離433フィート(約131.9メートル)の一発は、オリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手、アストロズのカイル・タッカー外野手に並ぶア・リーグトップタイの今季18号本塁打となった。

月間12本塁打は、ジャッジのキャリアでも5月最多タイに。4月を終えた時点で6本塁打と今ひとつの滑り出しだったが、一気に量産モード突入。チームもア・リーグ東地区首位に立っており、強力打線の中軸で猛威をふるっている。

MLB公式『Baseball Savant』によるジャッジの今季打撃指標(※30日時点)は、平均打球速度が96.8マイル(約155.7キロ)、ハードヒット率62.2%、バレル率28%、最長飛距離473フィート(約144.1メートル)で、いずれの部門でも全選手トップ。昨季は37本塁打で、62本塁打を放った2022年から大きく数字を落としたが、現役最強スラッガーの座は揺るがないようだ。

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