世界遺産でのアクションシーン撮影にヒヤヒヤ? 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

「ジュラシック・ワールド」シリーズ3部作を放送中の金曜ロードショー。最終週の5月31日は、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が地上波初登場。

恐竜たちが、アメリカ本土から世界中へと解き放たれてしまってから4年。地球は人類と恐竜が混在する新しい世界、「ジュラシック・ワールド」と化していた。恐竜の保護活動を続けるオーウェンは、ある日、かつて心を通わせた恐竜ブルーと、その子どもに再会。しかし何者かによって、ブルーの子どもが誘拐されてしまい…。

これまで恐竜のアクションはすべてテーマパークや島など、遠隔地にある管理された場所で行われてきたが、本作では恐竜が封じ込められた状態ではない初めての作品となっている。

「ジュラシック・ワールド」で見たことのない場所に物語を展開させたいと考えたコリン・トレボロウ監督は、それぞれ独自のスタイルと景観を持つ、太平洋岸北西部、テキサス州西部、ユタ州、サンフランシスコ、マルタ島、ドロミーティ山脈などをロケ場所に選んだ。

中でもマルタ島では、チェイスシーンなどいくつかのアクションシーンを撮影。バレッタ市街はユネスコの世界遺産のため製作側は細心の注意を払う必要があったのだとか。物理的な仕掛けは施せないため、環境全体を計測し、実物そっくりの3Dモデルも作られた。これによって物理シミュレーションを用いた大暴れが可能になったのだという。

今回は過去シリーズからの人気の恐竜や新種の恐竜が続々登場。人類と恐竜たちの最後の戦い。

【ストーリー】
「ジュラシック・ワールド」のあった島、イスラ・ヌブラルが火山の大噴火で壊滅、救出された恐竜たちは、世界中へと放たれてしまった。あれから4年、人類はいまだ恐竜との安全な共生の道を見出せずにいる。恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、人里離れた山小屋で暮らしていた。そこで2人が守っているのは、14歳になったメイジー、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られたクローンの少女だ。ある日、オーウェンは子どもを連れたブルーと再会する。ところが、何者かによって、ブルーの子どもが誘拐される。オーウェンはブルーに「俺が取り戻してやる」と約束し、クレアと共に救出へ向かう。一方、サトラー博士は、世界各地から恐竜を集めて研究をしているバイオテクノロジー企業の巨人バイオシンをある目的から追っていた。そこへグラント博士も駆けつけ、マルコム博士に協力を求める。人類と恐竜の共存の前に立ちはだかる、バイオシンの恐るべき計画とは―?
オーウェンとクレア、そして3人の博士は大切な命とこの世界の未来を守ることが出来るのか?
地球を支配するのは人類か恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか―。

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022 米)
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、コリン・トレボロウ、アレクサンドラ・ダービーシャー
製作総指揮/ストーリー原案/脚本/監督:コリン・トレボロウ
製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー
キャラクター原案:マイケル・クライトン
ストーリー原案:デレク・コノリー
脚本:エミリー・カーマイケル

出演 ()は声の出演
オーウェン:クリス・プラット(玉木宏)
クレア:ブライス・ダラス・ハワード(木村佳乃)
エリー・サトラー博士:ローラ・ダーン(井上喜久子)
イアン・マルコム博士:ジェフ・ゴールドブラム(大塚芳忠)
アラン・グラント博士:サム・ニール(菅生隆之)
ケイラ:ディワンダ・ワイズ(伊藤沙莉)
ラムジー:マムドゥ・アチー(日野聡)
ヘンリー・ウー博士:B・D・ウォン(近藤浩徳)
バリー:オマール・シー(安元洋貴)
メイジー・ロックウッド:イザベラ・サーモン(住田萌乃)
ルイス・ドジスン:キャンベル・スコット(井上和彦)
ソヨナ・サントス:ディーチェン・ラックマン(高山みなみ)

写真提供:(C)日テレ

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