「高速フラグ回収すこ」 実況アナ「君の日じゃないよ」→煽り直後に豪快アーチ、一連の流れにファン爆笑「彼女をブースから出さなくてはw」

現地5月30日、メジャーリーグのタンパベイ・レイズは、本拠地トロピカーナ・フィールドにオークランド・アスレチックスを迎えた一戦で、延長12回の大熱戦の末に6対5で2試合連続となるサヨナラ勝利を収めた。一方で9回裏、レイズ1点ビハインドの状況でアスレチックス地元放送局のアナウンサーが発した“ある一言”が話題を呼んでいる。

レイズは初回、アイザック・パレイデスの10号2ランホームランで先制。その後は前日、8回にHRキャッチ、9回にサヨナラタイムリーの大活躍を見せたホゼ・シリが、この日も勢いそのまま、2回に4号ソロを放ち3ー0とするが、3回表に一挙4点を失い1点リードを許したまま9回へ突入した。

レイズ1点ビハインドの9回裏、アスレチックスは最速102.5マイル(約165キロ)の剛腕を持つ守護神メイソン・ミラーを投入。一死で打席を迎えたのは絶好調のシリ。初球内角高めの球を空振りすると、アスレチックスの地元放送局『Sports CALIFORNIA』の女性アナウンサーからは「Hey Siri! 今夜は君の日じゃないよ」とおなじみの音声コマンドを使った“煽り”が送られた。

しかし2球目、シリが100マイルの剛速球を振り抜くと、ボールはそのままレフトスタンドへ。思わぬ展開にアナウンサーは「まさか...」とこぼした。

このシーンにSNSでは「彼女をブースから出さなくてはw」「芸術的なフラグ回収」「アナウンサーのジンクスはメジャーでも効くのかよ」「Siriは彼女の言葉を聞いていたんだ」「高速フラグ回収すこ」などの声が飛び交った。

試合はその後、延長に突入し12回裏にリッチー・パラシオスがサヨナラ打となるタイムリーヒットを放ちレイズが6ー5で勝利している。

構成●THE DIGEST編集部

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