地元神社に100万円寄付した町長 地検が不起訴処分 地元有志が公選法違反の容疑で告発 愛媛・久万高原町

地元の神社に100万円を寄付し、公職選挙法違反の疑いで書類送検されていた愛媛県久万高原町の河野忠康町長について、松山地検は31日、不起訴処分としました。

河野町長は2021年12月、久万高原町菅生にある三島神社に修繕費の名目で100万円を寄付したとして去年11月、町民有志から告発され、今月1日、公職選挙法違反の疑いで書類送検されました。

これを受け、捜査を行っていた松山地検は、31日付けで河野町長を不起訴処分としました。

処分の理由について松山地検は「証拠関係に照らした」としています。

河野町長によりますと、寄付した100万円は神社から返還されたということで、あいテレビの取材に対し、「不起訴という裁定が出ましたから、引き続き公務に精励してまいります」とコメントしています。

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