週明けの給食中止し原因調査へ…給食に異物混入2年間で4回目 小学校の給食から球形の金属片 島根・雲南市

2年間で4回目です。
島根県雲南市の教育委員会によりますと、市内の加茂小学校で31日に提供された給食から金属片1個が見付かりました。

金属片が入っていたのは「豚肉とたまねぎの味噌炒め」です。

金属片は直径6ミリほどのボール状で、磁石に付くということです。配膳を受けた2年生の児童が食べる前に気付き教員に伝えました。

調理したのは加茂給食センターで、旧加茂町内の小中学校とこども園の3か所に合計580食ほどを提供しています。

連絡を受けた市教育委員会が直ちに食べないよう指示すると共に異常の有無を確認した結果、ほかに異物の混入や体調不良の報告はないということです。

加茂給食センターには金属探知機の設備はなく、食材は目視などで確認していました。施設内の点検では設備の破損などは見つかっておらず、引き続き原材料の仕入れ先や製造業者などに連絡し異物混入の原因を調べています。

また、原因調査のため週明けの3日と4日は給食を中止し、各家庭から弁当を持って来てもらい対応することにしています。

加茂小学校では、去年3月と11月、おととし6月にも給食から金属片が見付かっていますが、いずれも混入原因は分かっていません。

© 株式会社山陰放送