物流支える高速仕分けロボット プロロジスパーク盛岡で展示会

立体型高速仕分けロボットを見学する企業関係者

 物流施設の開発、運営を手がけるプロロジス(日本本社・東京、山田御酒(みき)会長兼CEO)は30日までの2日間、矢巾町広宮沢のプロロジスパーク盛岡で、企業向けの内覧会と立体型高速仕分けロボットの展示会を開いた。展示は東北で初めて。

 2日間で計40社約100人が参加。物流支援サービスを展開するガウシー(東京)の倉庫ロボットサービス・ロボウェアの担当者が仕分けロボット「オムニソーター」の機能を説明した。

 食品や衣服、機械部品などスキャンした荷物をベルトコンベヤーに載せると、1時間で1200個を自動で仕分けでき、作業時間の大幅な短縮と省力化が可能となる。33平方メートルあれば設置できる。

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