車内、秘密基地みたい 鶴岡の園児、キャンピングカー楽しむ

キャンピングカーの車内で秘密基地にいるような気分を楽しむ園児たち=鶴岡市・大山保育園

 キャンピングカーを体験するイベントが27日、鶴岡市の大山保育園(高橋亨(こう)園長)で開かれ、年長児約20人が車内を寝転がったり、歩き回ったりして楽しんだ。

 市の若手職員が子育て施策の立案などに取り組む「鶴岡WBCプロジェクト」を応援しようと、自動車修理販売の大山ボデー(同市、佐藤知志(ともゆき)社長)が始めた事業の一環。庄内地域を中心とする保育園や幼稚園、児童施設を対象に、普通車のキャンピングカーを「子どもたちの遊び場」として、平日無料で貸し出す。

 この日はキャンピングカー1台が園庭に登場。車内にはテレビや2段ベッド、4人がけテーブルなどが備え付けられ、園児たちは大喜びで車内を探検していた。本間結衣ちゃん(5)は「秘密基地みたいで楽しかった」と笑顔を見せた。

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