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体から出た角質や、石けんカス、水あか、カビ……。浴室の汚れは、掃除をサボるほど頑固汚れに変化して、落としにくくなりますね。頭の痛いバスタブや壁の汚れやカビを、手間ひまかけずに予防・撃退するには?
ナチュラルクリーニング講師 本橋ひろえさんの「毎日3分の予防テクニック」をご紹介しましょう。
★蛇口のくもりをピカピカに★
お風呂のカビ
お風呂掃除の悩みの一つがカビ。カビは汚れではなく雑菌で、一度発生するとなかなか落ちずに苦労することも。「ラクにキレイ」のカギは予防にあり! 毎日3分の掃除を心がけましょう。
椅子をバスタブにかけ、排水口のふたを開ける
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バスタブにかけられない椅子はバスタブの中へ。排水口は、ふたを開けてできるだけ早く乾かせば、ぬめりやドロつきを防げる。
スクイージーで壁と床、窓、鏡の水をきる
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最後の人がお風呂から出たら、壁にシャワーをかけ、飛び散ったシャンプー類などを洗い流す。水けをきっておくことで、カビや雑菌の繁殖、水あかが防げる。
毎日3分でOK! 予防のためにできること
●排水口にたまったゴミは毎日取り除き、受け皿を洗う
●換気扇を回す、もしくは窓を開ける
●最後に入浴した人が壁にシャワーをかけ、水けを取る
●浴槽に湯を残さない
床
黒ずむカビや雑菌は重曹で落とす
皮脂や飛び散ったシャンプー類などの汚れは、重曹で落とします。重曹は肌についても安心なため、入浴中に掃除をすませるのもいいでしょう。
【重曹とは?】
ごく弱いアルカリ性で、皮脂や湯あか、油汚れなど、家の汚れの80%を占める酸性の汚れに幅広く対応。粒子が細かく水にとけにくいので、粉末はクレンザー代わりにも。
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床にまんべんなく重曹の粉末をふりかけ、浴室用ブラシでこする。
バスタブ
浴室用洗剤がなくても、重曹の粉末をクレンザー代わりにすればキレイに。入浴剤の原料にもなる重曹なら、すすぎ残しの心配がなくなるのもうれしいポイントです。
重曹の粉末で角質や皮脂汚れを落とす
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①バスタブをシャワーでぬらし、メッシュクロスやスポンジなどに重曹の粉末を振りかける。
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②湯あかなどのザラザラした汚れを落とすように磨き、最後にシャワーで流す。バスタブの外側も同様に。
※この記事は「ゆうゆう」2022年12月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
※2022年12月に配信した記事を再編集しています。
監修者
ナチュラルクリーニング講師 本橋ひろえ
もとはし・ひろえ●ナチュラルクリーニング講師
北里大学卒業後、室町化学工業にて合成洗剤製造などに携わる。結婚後、改めて洗剤に興味をもち、2006年より東京を中心にナチュラルクリーニング講座を開催。著書に『ナチュラルおそうじ大全』(主婦の友社)など。