第35回全国「みどりの愛護」のつどい・秋篠宮皇嗣殿下ご夫妻を迎え和歌山市で開催

緑に感謝を捧げ、緑を守り育てる豊かな心をはぐくむ、全国「みどりの愛護」のつどいが、きょう(6月1日)和歌山市の和歌山城ホールで、秋篠宮皇嗣殿下ご夫妻をお迎えして開かれました。

「みどりの愛護」のつどいのもよう(6月1日・和歌山城ホール)

全国「みどりの愛護」のつどいは、国土交通省と都道府県などが毎年持ち回りで主催しているもので、35回目となることし(2024年)は和歌山県と和歌山市が開催しました。

歓迎のあいさつをする岸本周平知事

午前10時から開かれた式典には、全国でみどりの愛護や緑化活動に励む団体の関係者らおよそ900人が出席し、主催県を代表して岸本周平知事が「物質的に満たされた今こそ、みどりの愛護の理念を再認識し、和歌山から全国に輪を広げ、次の世代に受け継がれる事を期待する」と歓迎のあいさつをしました。

事例発表を行う森川理事長

続いて、活動報告と緑化活動に功績のあった団体への表彰が行われ、和歌山市のNPO法人「花いっぱい推進協議会」の森川勝()(もりかわ・まさる)理事長が活動を報告し、和歌山市の古屋()(こや)緑地公園美化協力会には知事表彰が贈られました。

おことばを述べられる秋篠宮さま

このあと、秋篠宮さまがおことばを述べられ「きのう(5月31日)訪れた広川町(ひろがわちょう)()では、防災林を備えた広村堤防を保護していて、緑が防災に果たす役割と守り育()むことの大切さを継承する必要性を感じている」と語りました。

秋篠宮さまご夫妻の前で誓う中井千莉さん(左)と垣本晃奈さん(右)

最後に、和歌山市立中之島小学校6年の中井千莉()(なかい・せんり)さんと、和歌山市立三田()(さんた)小学校6年の垣本晃奈()(かきもと・あきな)さんが「改めてみどりの大切さをここに確認し、海と山と川に囲まれた自然の恵み豊かな和歌山の地から誓います」と元気よく宣誓し、閉会しました。

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