「話にならない」町田の黒田剛監督が7戦ぶりの敗戦を悔やむ。今季初の3失点、要因は...

FC町田ゼルビアは6月1日、J1第17節でアルビレックス新潟とホームの町田GIONスタジアムで対戦。1-3で敗れ、7試合ぶりの敗戦を喫した。

試合は序盤からシュートで終われない時間が続くと、24分に失点。それでもその3分後、カウンターから藤尾翔太が同点ゴールを挙げる。しかし45分、藤原奏哉に決められ再び相手にリードされると、52分にはオウンゴールで2点差とされた。

試合後のフラッシュインタビューで黒田剛監督は、「立ち上がりから町田のサッカーが出せなかった。色んな局面で甘さ、緩さが出たゲームだった」と悔やんだ。

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「ディフェンスラインの連係もそうですし、あの失点をしているようでは話にならない。後半にネジを巻いていったにもかかわらず、オウンゴールで失点するところもそうだし、やっぱり全面的に圧力の部分では新潟が上だったと思う。

我々はすべてにおいて、インテンシティを含めて相手を上回っていかないと、我々の方にボールがこぼれることはないと思っていますので、そういうところでは出足も含めて、すごく後手を踏んだなという印象です」

今季初の3失点。その要因について指揮官は、「重かったというところがひとつあるが、色々な警戒心、背後へのチャレンジ&カバーもまだまだ初歩的なところが明確になっていない」と分析。そのうえで、「しっかり基本に忠実に、もう一回見つめ直していかないといけない」と語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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