JR日田駅で「進撃の巨人」コラボ車両の出発式 トンネル壁面アートも【大分県】

進撃の巨人のコラボ車両を見に約200人が訪れた=1日、JR日田駅
約200人のファンがホームに集まり、出発を祝った
「進撃の巨人」コラボ車両の出発式
進撃の巨人のコラボ車両を見に約200人が訪れた

 JR九州と日田市大山町出身の諫山創さんの人気漫画「進撃の巨人」がコラボした車両の出発式が1日、JR日田駅であった。JRグループなどの大型誘客企画「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせた取り組み。

 ラッピング車両には、人類最強の兵士「リヴァイ兵長」や超大型巨人が登場。主人公の「駆逐してやる」といったセリフも添えている。8月下旬まで久大線を中心に運行する。

 日田駅から天ケ瀬駅(同市天瀬町)間のトンネル4カ所に壁面アートを設置。トンネルを巨人の侵入を防ぐ壁に見立て、人気キャラ「ミカサ」などを描いた。

 出発式には同社の久野和代大分支社長らが出席。約200人のファンがホームに集まり、出発を祝った。車両を印刷した缶バッジが配布された。

 「リヴァイ推し」という札幌市の会社員浜市淑恵さん(53)は「かっこいい。日田市まで来て良かった」と笑顔。温泉の従業員森寄幸さん(64)=日田市南友田町=は「車両のスピード感が作品の世界観に合っていて高揚した」と話した。

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