「お米、美味しくなーれ」 3者連携 田植えイベント 横浜市青葉区

田植えの参加者と協力者で記念撮影

(公財)横浜市スポーツ協会が運営する横浜武道館と株式会社ミツハシ、そして男子プロバスケットボールクラブ「横浜エクセレンス」の3者が、5月23日に青葉区田奈町の水田で田植えを行った。昨年に引き続き2回目となる。

横浜武道館では昨年8月から、ミツハシと連携してオリジナル商品「横濱武道舞(米)」を生産・販売している。これは原料米に横浜市産の「はるみ」を使用。横浜の農家を応援・支援することで、地域の活性化につなげることを目的としている。横浜武道館で行われるエクセレンスの試合で販売される「全力応援弁当」にも、同米が使用されているそうだ。

泥だらけでも笑顔

当日は「お米に元気を!美味しくなれ『エネルギッシュな田植え』イベント」と銘打ち、12人が田植えに挑戦。エクセレンスからは桜井直哉代表取締役社長、西山達哉選手、平良彰吾選手、チアリーダーのAoiさんが参加した。

田奈地区の米農家・河原徳治さんの指導の下、田植え作業に挑戦したメンバーは、ぬかるんだ泥に足を取られるなど悪戦苦闘。1時間以上にわたる作業では、バランスを崩して泥だらけになる人も。それでも横一列に並びながら、最後まで楽しそうに苗を植えていた。

平良選手は「初めて田植えをしたけど楽しかった。今は土に触れる機会が少ないので、いい時間を過ごすことができた」と笑顔を見せた。西山選手も「田植えに参加したことで、お米に対してさらに感謝の気持ちが芽生えた。機会があれば、みんな田植えをした方がいい」と話し、2人で「来年以降も参加したい」と声を揃えた。桜井社長も「こうした連携を通じてファンになってくれる人を増やしていければ」と笑顔で振り返った。

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