「松井秀喜の記録を抜き、イチローに次ぐ功績」大谷翔平のマイルストーンに米注目「新たな偉業を達成」球団27年の記録にも58試合で並ぶ

現地6月1日のコロラド・ロッキーズ戦でロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がメジャー通算100盗塁を達成した。3回に四球で出塁すると、3番フレディ・フリーマンの初球にスチール。成功率100パーセント、今季14個目の盗塁を成功させた。

ドジャース専門メディア『True Blue LA』は、「新たな記録を達成した」と大谷のメジャー通算100盗塁を報道。「4月21日に、松井秀喜の持つ日本人MLB最多本塁打記録を打ち破った大谷は、これで通算185本塁打、100盗塁。メジャーで100本塁打と100盗塁以上を記録したのはイチローだけ。大谷は100本塁打&100盗塁でイチローの功績に並んだ」
さらに、同メディアはドジャースでの記録にも触れ、「大谷の今季14盗塁は注目に値する。なぜなら、1997年から23年までのドジャースの指名打者全員が、レギュラーシーズン594試合で合計した盗塁数に、58試合で並んだのだ」と伝えた。

同期間で盗塁を記録したDHは、2本がエリック・ヤング・シニア、ジャスティン・ターナー、ウィル・スミス。1本がブライアン・ジョーダン、ケニー・ロフトン、フアン・ピエール、マニー・ラミレス、カール・クロフォード、ジョック・ピーダーソン、ミゲル・バルガス、JD マルティネス。27年のDHの盗塁記録に58試合で並んだ大谷は、あとひとつの盗塁でチーム記録を更新する。

構成●THE DIGEST編集部

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