「君はすでにオーガスタでの優勝を…」名将モウリーニョがゴルフジョーク! 不仲報道もあったなか、ベイルは真実を明かす

現地時間6月1日に開催されたチャンピオンズリーグの決勝で、レアル・マドリーとドルトムントがウェンブリーで激突。前者が2-0で快勝し、15度目の欧州制覇を果たした。この大一番の前に、名将ジョゼ・モウリーニョ氏と、昨年に現役を引退したガレス・ベイル氏が中継に出演し、軽快な掛け合いを披露した。英メディア『talkSPORT』が伝えている。

2人は2020-21シーズンにトッテナムで共闘。マドリーからレンタルで加入したベイル氏は、終盤にモウリーニョ監督が解任された同年に、公式戦34試合で16ゴールを奪った。

そんなウェールズ代表のレジェンドは、現役当時から本業のサッカーに勝るとも劣らない熱量でゴルフに愛を注いでおり、「ウェールズ、ゴルフ、マドリー。この順番で」というキャッチフレーズが世間一般に浸透していたほどだ。

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モウリーニョ氏はその事実を踏まえ、「あの時、君はすでにオーガスタ(ゴルフのメジャー大会、マスターズのコース)で優勝することを考えていた!」とジョーク。すると、横にいたベイル氏は笑いながら「オーガスタでのプレーはそうかも。でも優勝はないよ!」と答えた。

今は気兼ねなく趣味に生きるベイル氏はまた、ポルトガル人指揮官の手腕を称賛。「ジョゼとの仕事はとても楽しかった。ずっと一緒に過ごしてみたいと思っていたんだ。キャリア終盤の短い期間だけで、全盛期ではなかったけど、僕らの関係はとても良かったし、彼と仕事をするのが大好きだったよ」と好意的に振り返った。

なかなか癖の強い2人であり、怪我や出場機会の問題から、当時は不仲が疑われていたが、非常に良好な関係を築いていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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