国内最大規模の風力発電所を管理する施設開所 地域の交流拠点にも 福島・田村市

阿武隈の山並みに建設が進む、風力発電所の管理や地域の交流拠点を兼ねた施設が田村市に完成して2日、開所式が行われました。

田村市都路町にできたのは阿武隈風力発電所の管理事務所です。
この風力発電所は田村市、大熊町、浪江町、そして葛尾村に計46基設置され、来年春から運転開始予定で、陸上風力発電所としては国内最大規模です。
管理棟は発電所の管理のほか、地域の交流拠点や災害時の避難所としての役割も担うということです。
あいさつに立った福島復興風力合同会社の平野代表は「地域の方々の寄り合いやイベントに活用してほしい」と呼びかけました。
会場では、地元のあぶくま太鼓なども披露され、地域の新しい施設の完成を祝っていました。



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