パドレスに大打撃「ダルビッシュ、マスグローブのベテラン2人が揃って負傷者リスト入り」と米メディア「冗談だろ?」とファンも不安

現地6月1日、サンディエゴ・パドレスはダルビッシュ有とジョー・マスグローブ両投手の15日間の負傷者リスト(IL)入りを発表した。

ダルビッシュは5月29日のマイアミ・マーリンズ戦に先発した際、左太もも裏の張りを訴えて3回で降板していた。ダルビッシュのIL入りは、首の張りによる4月に続いて2回目となる。今季の成績は4勝3敗、防御率3.20。一方のマスグローブは右肘の炎症が再発し、5月のIL入りに続いて2回目の離脱。3勝4敗、防御率5.66の数字を残している。

パドレス専門メディア『Inside The Padres』によると球団は両投手の代わりに、25歳の右投手ランディ・バスケスと、27歳の右腕ローガン・ガレスピーを登録。今季のバスケスは6度の先発登板で1勝3敗、防御率は5.74。ガレスピーは2度の登板で2.2イニングを投げている。
米放送局『CBS Sports』はダルビッシュの離脱について、「ベテラン投手は今シーズン、素晴らしい成績を残している。25イニング無失点を記録し、日米通算200勝を達成。2023年シーズンは肘のストレス反応で8月に戦い終えたが、今シーズンはその影響がみられていなかった」と報じた。

ダルビッシュとマスグローブの離脱を受けてパドレスファンは、「これはやばい」「今シーズンが終わったか」「冗談だろ?」「ローテーションが崩壊」「もうだめだ」「あぁぁぁ」「シーズン後半よりは早い方がいい。ユウとジョー、早く治してくれ」「プレラーGMが動き出して、投手陣の補強を願う」「投手を獲得してくれ」「トレバー・バウアーってやつがメキシコにいるけど」などと記していた。

13連戦の2試合を終えた6月1日時点でパドレスは、32勝29敗でナ・リーグ西地区2位。同地区首位のドジャースとのゲーム差は5.5となっている。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社