【フィリピン】プライム、初の太陽光発電所を稼働[公益]

フィリピンのエネルギー大手プライム・インフラストラクチャー・キャピタルは5月31日、マニラ首都圏南方のバタンガス州タナウアンの太陽光発電所の稼働式典を開いたと発表した。同社初の太陽光発電所となる。持続可能な電力インフラを整備し、地域経済の成長につなげる。

子会社プライム・ソーラー・ソリューションが2023年4月に着工していた。発電容量は6万4,000キロワット。24時間体制で稼働状況を監視する。

プライムはタナウアンのほか、首都圏南方のカビテ州マラゴンドンでも太陽光発電所を建設している。2発電所の容量は計最大12万8,000キロワット、電力消費は約8万4,000世帯分を賄える。炭素削減量は年10万トンを超える。

配電最大手マニラ電力(メラルコ)とは、5万キロワットの電力供給契約を交わしている。期間は20年となる。

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