【鹿沼】3日まで開催中の「鹿沼さつき祭り」協賛の花火イベントが1日夜、楡木町の鹿沼72カントリークラブで開かれ、千発の大輪が初夏の夜空を彩った。
同クラブなどを運営する鹿沼グループの主催。新型コロナウイルス禍の中で人々を元気づけようと、同祭り初日恒例の「黒川の花火」が中止になった2020年の秋に初めて実施。翌年から毎年、同祭りに協賛している。
今年は、黒川の花火が5月25日、5年ぶりに行われたのに続き、2週連続で同祭りを盛り上げた。
午後7時半、オープニングスターマインに始まり、能登半島地震復興応援花火や目玉の1尺玉などが約30分間、鮮やかに打ち上げられた。同クラブ敷地内では事前申し込みをした約700人が観賞。同グループの福島範治(ふくしまのりはる)社長(53)は「協賛花火としても4回目となり定着した。地域の人たちに元気を届けられてうれしい」と話した。
打ち上げに先立ち、同クラブと同クラブ理事会は市に各10万円を寄付した。