Hydroplane、EBACE 2024で水素燃料電池パワープラントの統合を強調

Hydroplaneのブースでは、Hydroplaneの水素燃料電池パワープラントの展示に加え、100%水素を動力源とするProtium航空機の製造とテストを紹介する新しい舞台裏ビデオが上映された。さらに、CEOのアニタ・セングプタ博士が、Hydroplaneパワープラントを航空機に組み込む方法についてワークショップを行ったという。

元NASAの航空宇宙エンジニアから起業家に転身したセングプタ氏は、次のようにコメントする。

当社の革新的で持続可能なハイグログラム燃料電池発電プラント・ソリューションを紹介するだけでなく、ヨーロッパで最も権威のあるビジネス航空未来技術イベントで、水素航空燃料の未来について盛り上げるお手伝いができることに興奮しています。 Hydroplaneの水素燃料電池パワープラントは、固定翼機、先進的なエアモビリティー機、垂直上昇機に電力を供給することができ、バッテリーを大幅に凌駕する、手頃な価格のゼロエミッション電気推進力を提供します。革新的で安全かつ持続可能な水素は、航空パワーの未来である。

米空軍のアジリティ・プライム契約を2度獲得し、陸軍のxTech8コンペティションでも優勝したHydroplaneプレーンは、既存の単発エンジン機や補助動力装置向けに手頃な価格の水素燃料電池発電所技術を開発することに重点を置く企業だ。

Hydroplaneのモジュール式でスケーラブルなパワープラントは、今日の単発エンジンや将来のAAMプラットフォームにおける既存の燃焼式パワープラントに取って代わることができ、同時にバッテリー駆動の同等機よりも航続距離、耐久性、積載量を大幅に向上させることができる。また、このパワープラントは、従来のピストン・エンジンに比べて運用コストを大幅に削減するという。

Hydroplane水素燃料パワープラントの利点

  • 航続距離の長い電気航空
  • バッテリー充電不要
  • 炭素排出ゼロ
  • バッテリーエンジンよりも長い飛行時間/航続距離
  • 低運用・メンテナンスコスト
  • 騒音の低減
  • 競争力のある航続距離と設置コストで、最大1MWのパワープラントと直接置き換え可能な設計

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